2月4日大阪地裁に民事再生法を申請（事件番号平成31年〈再〉第1号）、同日同地裁から保全・監督命令が下りた。
　申請代理人は増田勝久弁護士（大阪市北区、増田・飯田法律事務所、℡06･6361･1182）ほか4名。監督委員には阪口彰洋弁護士（大阪市中央区、弁護士法人淀屋橋・山上合同、℡06･6202･3355）が選任されている。
　なお、7日（木）午後2時から「箕面文化・交流センター」5階会議室（大阪府箕面市）で債権者説明会を開催予定。
　メンズ・レディスカジュアルウエアを中心に扱い、「マルシヨウ」「ジョージサンク」ほかの店名で全国に店舗展開し、1993／2期には約130店舗を運営して年商184億8893万円を計上していた。
　しかし、その後は景気低迷の影響などから業績は下降線を辿り、2008／2期には売上も36億9006万円にまで落ち込むと、同期は不動産売却損もあって9億4986万円の赤字となり、債務超過に転落していた。
　以後も業況は改善せず、一部金融機関から債務免除を得て負債の軽減を図るなどして立て直しに努めていたが、近時も連続欠損となるなど厳しい経営を強いられ、遂に自力再建を断念し、今回の措置となった模様。
　負債は25億円。