29日東京地裁に民事再生法を申請（事件番号令和3年〈再〉第34号）、同日同地裁から監督命令が下りた。
　申請代理人は渡辺和也弁護士（東京都新宿区、さくら共同法律事務所、℡03･6384･1120）ほか3名。
　監督委員には上田　慎弁護士（東京都千代田区、梶谷綜合法律事務所、℡03･5542･1453）が選任されている。
　なお、7月5日（月）午後1時からホテルリソル岐阜（岐阜市）で債権者説明会を開催する。
　メンズカジュアルウエアを扱い、「CREATION CUBE」「Teddy Bear」ほかのブランドを展開、大手専門チェーンや量販店を主体にした販路を築き、ピーク時の1993／2期には年商90億4600万円を計上していた。
　しかし、その後は同業他社との競合などから売上は落ち込み、収益面も低調化し赤字期が散発していた。
　近時も減収に歯止めがかからず、直近2期は20億円台にまで落ち込んでいたところ、主力仕入先の破たんも影響した模様で、遂に今回の措置となった。
　負債は約20億7000万円。