16日大阪地裁に民事再生法を申請、同日同地裁から保全命令が下りた。
　ヤング向け婦人服を主体に扱い、自社ブランド「マジェスティックレゴン」を中心として、「ルクールブラン」「ペルルペッシュ」ほかを展開、全国のファッションビルやショッピングモールなどに店舗網を拡大、ピークとなる2016／2期にはFCを含めて100店舗以上を運営、年商143億9736万円を計上していた。
　しかし、収益面は既往より赤字期が散発するなど不安定な推移をたどり、出店にかかる銀行借入負担も重く、余裕のない資金繰りを強いられていた。
　その後は消費低迷や同業他社との競合から売上は伸び悩み、2017／2期からは不採算店閉鎖に伴う特損計上などにより赤字が連続。今年に入ると、金融機関への支援要請説も聞かれるようになったほか、今月10日過ぎには一部先に対する手形ジャンプ要請も聞かれるなど、信用不安が急速に高まっていたところ、遂に今回の措置となった模様。
　負債は、2019／2期B／Sによると46億3595万円。