26日事業を停止し、同日付で事後を皆川岳大弁護士（北海道旭川市、旭川総合法律事務所、TEL.0166･76･1087）に委任、現在自己破産申請の準備である。
カジュアルウエアを主体に、コート、帽子、履物、雑貨を扱い、当初は卸を主業務として年商2億円台の規模だったが、その後小売業に進出。札幌市内に多店舗展開するほか、2005年からはネット通販も手掛け業容拡大し、ピーク時の2019/2期には売上高18億1674万円を計上した。
　その後、2020年1月以降はネット通販のみの営業にシフト、また既往から低収益を余儀なくされ、銀行借入金に依存した資金運営を強いられ、近時も前記年商を維持していたが、収益の改善が進まず、先行きの資金繰りの見通しが立たなくなったことから、今回の事態となった。
　負債は26日時点で約12億円。