3月18日長野地裁に民事再生法を申請、同日同地裁から保全・監督命令が下りた。
　申請代理人は大宮　立弁護士（東京都港区、レックス法律事務所、℡03･6205･7315）ほか2名。監督委員には樋川和広弁護士（長野市、高橋法律事務所、℡026･234･9335）が選任されている。
　ヤング～ミセスを対象とした婦人服を主体に扱い、「RON MIYAKO」を中心として、「ピュアハウス」「インシスト」の店名で、長野県内を中心に複数の郊外型店舗を展開、ピーク時の1999／2期には年商71億4621万円を計上していた。
　しかし、以降は大手チェーンとの競合などから減収基調となり、収益面も赤字期が散発するなど不安定な推移を強いられていた。
　近時も売上低下の一途をたどり、過去の出店に要した銀行借入負担が重荷となる中、2016年12月以降は借入金の元本返済猶予を受けるなどして事業再建を図ってきたが、業況改善の兆しは見られず、遂に今回の措置となった模様。
　負債は約30億円。